『「大人が楽しめる作品」』
これは完全に大人が楽しめる作品です(話の奥が深い!!)
世界の歴史や神話、成り立ちなどに関するかなり深い教養が感じられます。単なるヒーロー列伝ではありません。人はどうあるべきか、どう生きるべきかまで深く描かれてある。また「世界は正に世紀末・・・」という戦乱の世、荒れ狂う世の中が描かれており、その中で巻き起こる様々なシーンに最初見た人は(「ヒ!デ!ブ!」などのシーン)「ゲ!」と大抵の人は嫌悪に感じるのではないか。しかし話の奥が大変深いために、それらが違和感無くバランス取れていることに気付くだろう。話を聞けば聞くほど話の奥が深く、その当初「ゲ!」と思った嫌悪感が綺麗に消し去られてしまうだろう。 (命ギリギリの世界だからこそ、「真の勇気(強さ・逞しさ)とは?」「真の優しさとは?」といったものがより鮮明に浮かび上がってくる。)