『「大人が楽しめる作品」』
私が北斗の拳の中で最も好きな登場人物は、ずばり「ジューザ」である。登場回数こそ少ないが、北斗の拳の中で最も印象に残った男だ。ある意味ケンシロウよりカッコいい。彼は「俺は雲、俺は、俺の意志で動く!」と(あのルパン三世にも通じるものがある。ルパンも「俺は俺だぁ!本物のルパン三世だぞぉ!!」と叫ぶシーンがある)。また軟派なイメージとは裏腹に、実力は「ラオウに匹敵する実力の持ち主」である。そこがまた凄い。何ものにも縛られず、自由気ままに生きる男、ジューザ・・・ラオウとの死闘は手に汗握る名勝負!死んでも戦い続けるあの闘志!!ラオウをして「死してなお戦わんとするとは・・・凄まじき男よ・・・」と言わしめる。愛とはここまで人を強くするのである。